美容整形外科などの医療行為に関して、不正請求が発覚した。「菅谷クリニック」(横浜市泉区)が公的医療保険で診療報酬の不正請求を繰り返していた。このことを受けて厚生労働省と神奈川社会保険事務局などは、保険医療機関の指定を近く取り消す方針を決めた。
儲かっているはずの美容整形外科でこうした不正請求が行われるのは不思議な気がする。
とはいえ、最近の医師の収入の低下は著しいらしい。私の知人が言うには、県立病院の院長さんが年収1500万位だそうだ。
これでは、製薬企業の課長さん並だ。
前述の美容整形外科「菅谷クリニック」の不正請求は判明しているだけで数百万円で、さらに膨らむとみられる。同クリニックを経営する医療法人理事長の医師(56)は元厚生省(当時)の医系技官で、不正請求をチェックする業務にも就いていた。
この技官が収入を増やすために不正請求をしたかどうかは不明だ。
厚労省などは、医師個人についても、不正請求に主導的にかかわった疑いがあるとみて、保険医登録の取り消しなどの処分を検討している。
この医療法人は、同クリニック以外にも、東京都と神奈川県に計5クリニックを経営しており、同省は、同様の不正が行われていなかったかどうか調べる。
いつも思うのだが、こうした事件は普通内部告発がなければ発覚しないのではなかろうか?しかも、担当は元厚生労働省の医学系の技官と言うのなら不正請求のチェックがどういうものか知り尽くしていたはずだ。
何とも不思議な事件である。

